ヒョウモントカゲモドキの飼育に必要な機材

ヒョウモントカゲモドキに必要な飼育機材

ヒョウモントカゲモドキは、大型のヤモリで、

成体になると25cm程の大きさになります。

 

 

飼育機材を揃える前に、

まずは、ヒョウモントカゲモドキの生息している

環境について紹介したいと思います。

 

ヒョウモントカゲモドキの生息地

ヒョウモントカゲモドキの生息している地域は、

パキスタン・アフガニスタンなどの荒地や平原、

砂礫地帯といった乾燥地に生息しています。

 

ヒョウモントカゲモドキは夜行性のため、

日中は岩の下などに隠れ、夜になると

餌である昆虫を探探すために活動します。

 

大型のヤモリである

乾燥地に生息している

夜行性である

上記の3点をしっかり理解しておきましょう。

ヒョウモントカゲモドキに適したケージ

ヒョウモントカゲモドキは、先述した通り、

25cmになる大型のヤモリです。

ヤモリですが、壁をのぼる事はできません

 

なので、それほど高さを気にする必要は

ありませんが、ケージには、しっかりと

蓋があるほうが安心だと思います。

 

大型のヤモリとはいえ、それほど力は

強くないので、大きめのプラケースで

飼育する方もいらっしゃいます。

 

ヒョウモントカゲモドキを飼育す上で、

ケージの大きさは40〜50cm程

大きさがあれば、問題ないです。

 

大きさが理解できたところで、

次はケージの素材の種類について

お話していこうと思います。

 

プラスチック

使われているケージの素材の中で、

最も手軽で扱いやすい素材です。

 

基本的に安価であり、形や大きさの

バリエーションも豊富なことも

プラスチックの魅力です。

 

さらに、軽いため、場所の移動も簡単に

することができます。

 

良い点の多いプラスチック素材ですが、

勿論、デメリットもあります。

 

プラスチックは、傷のつきやすい素材です。

そのため、細かい傷がつき、

ケージ内が見にくくなってしまいます。

 

ケージを洗う際には、柔らかいスポンジ

の様な物を使ってあげると

長く使うことができるかと思います。

ガラス

爬虫類の飼育に、熱帯魚用のガラス水槽

使われている方も多くいます。

 

ガラス水槽は、ヒョウモントカゲモドキの様な

地表棲の生体に用いることができます。

 

プラスチック製のものより、劣化が遅い

ことがあげられます。

 

熱帯魚用の水槽であれば、扱っている店舗も

多いため、入手しやすいケージです。

 

しかし、プラスチックよりも重いのが難点で、

移動が大変な上に、落としたり、ぶつけたりすると

割れてしまいます。

ヒョウモントカゲモドキを含む多くの爬虫類は、

上から来るものに怯えてしまう個体もいるので、

水槽をケージとして使用する場合は、気をつけて

ゆっくりと手を入れてあげると良いでしょう。

 

他にも、ガラス製には、爬虫類専用のケージも

いくつか製造されています。

 

扉がスライド式であったり、前開きの物もあり、

飼育する爬虫類に、なるべくストレスを与えない

作りになっています。

アクリル

アクリルケースは、やや高価になりますが、

アクリル樹脂でできているため、透明度が高い

ことが魅力です。

 

ガラスよりも扱いやすく、プラスチックよりも

劣化がしにくい素材になります。

 

多くの場合、蓋はスライド式で作られており、

隙間がほとんどないため、脱走を防止できます。

 

アクリルケースも、ガラスと同様に、

爬虫類専用の前開きのケージもあります。

 

予算の制限が無い場合には、最もオススメしたい

素材のケージです。

ヒョウモントカゲモドキに適した床材

床材といっても、飼育している生体の個体差や、

飼育者の扱いやすさなどから、様々な種類が

使われています。

 

白い床材を使えば、個体の色が鮮やかになったり、

黒い床材を使えば、体色が黒っぽくなっていく

などの効果もあります。

 

飼育している個体に使っている床材があわない!

なんてことがあっても慌てないように、

いくつか紹介していきたいと思います。

 

キッチンペーパー

家事で使っているものと併用ができるため、

コストはそれほどかかりません。

 

餌と一緒に、または餌と間違って床材を誤飲

してしまう心配もないです。

 

デメリットとしては、汚れた場合、床材全てを

交換しなければならないことがあげられます。

 

ヒョウモントカゲモドキを含む爬虫類の飼育経験が

あまりない方には、比較的トラブルが少ない

キッチンペーパーを床材としてオススメしています。

 

砂などに比べて、見栄えがあまりよくないことも

デメリットの一つと言えるでしょう。

アスペンチップ

アスペンチップは、爬虫類だけではなく、

小動物にも使われることの多い床材です。

 

キッチンペーパーに比べ、見栄えは良くなります。

 

糞などで汚れた場合、汚れた部分だけを換えるだけ

なので、掃除はとても楽です。

 

キッチンペーパーではできない点として、

ヒョウモントカゲモドキが穴を掘る事ができます。

穴が掘れることによって、個体のストレスの

軽減につながります。

 

デメリットとして、ミルワームの系統にある餌を

置いてしまうと、床材を誤飲しやすくなります。

 

さらに、他の床材と比べると、アスペンチップは、

傷みやすいことがあげられます。

ペットシーツ

使用方法としては、キッチンペーパーと同様です。

優れている点は、吸水性があるため、

水入れの水がこぼれてしまった場合でも、

吸水できるため、ケージ内の蒸れを防ぐことができます。

爬虫類用の床材

爬虫類用として販売されている床材もあるので、

いくつか紹介したいと思います。

 

天然岩石

砂漠の砂に近い床材です。

ヒョウモントカゲモドキの生息地に最も近い

環境を作ることができます。

 

見た目はこの床材が一番しっくりくる、という

飼育者も少なくはないのではないでしょうか。

クルミ素材

クルミの殻を細かく粒状にしたものです。

軽くて扱いやすく、吸水性にも優れています。

原料がクルミの殻のため、誤飲してしまっても

害になる可能性は低いです。

ヤシガラ

ヤシの繊維を細かくしたもので、「パームマット」

という商品名で販売されています。

 

園芸用のものもありますが、安価なものには

薬品が付着していたり、不純物が混入している

可能性があるため、使用する際には、十分な注意が

必要です。

 

脱臭効果があり、吸水性に優れているので、

湿度を管理しやすくなります。

 

繊維が細かいため、多少口に入ってしまっても、

糞として出てくるため、それほど誤飲の心配は

しなくて良いでしょう。

ヒョウモントカゲモドキに適した温度

爬虫類は、自分で体温を調節できない変温動物です。

周りの環境によって体温が変わっていくため、

できるだけケージ内の環境と、生息地の環境を

近づけてあげることが大切です。

 

ヒョウモントカゲモドキの適温は、諸説ありますが、

だいたい25〜30℃だと思っていてください。

 

ヒョウモントカゲモドキの生息している環境から、

暑さにはかなりの耐性があると考えます。

さらに、夜は冷えるので、寒さにもある程度の

耐性があることがわかります。

 

18℃ほどあれば、多くの個体が餌を食べて

くれると思います。

しかし、温度が低いと消化不良を引き起こして

しまうことがあります。

 

生体が生活しやすい温度を管理するためには

欠かせない器具を紹介していきたいと思います。

 

保温方法

保温の方法には、大きく分けて2種類あります。

1つ目は、エアコン等の暖房器具を用いて、部屋全体の

温度を管理する方法。

2つ目は、爬虫類用の保温器具を使い、

ケージ内だけ暖かくする方法。

 

空調管理だと、楽かのように思われますが、

飼育している側が暑さにやられてしまう

可能性もあります。

さらに、24時間エアコンをつけっぱなしに

していると、電気代などもかかってくるでしょう。

 

基本的には爬虫類用の保温器具を使用し、

温度が足らない場合にエアコン等を併用して

温度管理をしてあげる形が良いと思います。

 

それでは、主に使われている爬虫類専用の

保温器具を紹介します。

 

パネルヒーター

ケージの下に敷いて暖める薄いシート状の

保温器具です。

温度はそれほど高くならないので、ケージが

溶けたり、生体に悪影響がでることもありません。

 

ケージ内に温度の勾配を付けるため、ケージの

底面の半分から1/3程度に敷いてあげることで、

ヒョウモントカゲモドキが生活しやすい温度の

場所に自由に移動することができます。

 

ケージの下に敷くので、腹部を暖めることができ、

消化を促す効果もあります。

しかし、パネルヒーターには、空気を暖める機能は

ついていません。

そんな場合に用いられるのが、保温球です。

 

保温球

ケージ内を暖める電球タイプの保温器具です。

 

保温球にもいくつか種類があります。

昼用、夜用、昼夜兼用などがありますが、

ヒョウモントカゲモドキは夜行性のため、

昼用の保温球は必要ありません。

 

夜用は青い光を発し、昼夜兼用は赤い光を

発します。

どちらも夜行性のヒョウモントカゲモドキに

適している保温器具になります。

保温球を使用する際に選ばなければならないのは、

生体の生活時間に適したものだけではなく、

ケージの大きさに適したワット数を

選んであげなければなりません。

 

ケージにあったワット数の目安は下記の通りです。

45cmケージ:40〜60W

60cmケージ:60〜80W

90cmケージ:100W以上

となります。

 

あくまでも目安ですので、寒い地域にお住まいの方

などは、温度計を確認しながら環境に適した

ワット数を選んであげて下さい。

 

保温球は、クリップのついたソケットに

付けて使用してください。

 

設置するときの注意点としては、

ケージの材質が溶けてしまうものではないか、

飼育する生体に触れることのない距離か

を確認してあげてください。

 

保温球に水をかけてしまうと割れてしまう

危険性があるので、霧吹きをする際には

保温球にはかからないようにしましょう。

暖突

パネルヒーターよりも厚みのある板状の

保温器具です。

ケージ上部の裏側に取り付け、ケージ内を

広範囲にわたり、効率よく暖めます。

 

保温球と比較すると、1/3程度の消費電力で

済ませられることも大きな魅力です。

ヒョウモントカゲモドキだけではなく、

複数の爬虫類を飼育している方は、

この暖突で温室を作り、温度管理をまとめて

行っていることも少なくありません。

フトアゴヒゲトカゲの繁殖について

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