ヨロイトカゲの飼育と餌の与え方

全身を鎧で覆われた恐竜のようなトカゲ、それがヨロイトカゲですヽ(*´∀`)ノ

 

かっこよさと可愛らしさを兼ねそろえたヨロイトカゲですから、ファンもさぞ多いことでしょう!!

 

今回はヨロイトカゲに関してまとめていきます(´▽`)

Here we go!!

 

ヨロイトカゲの種類

まず始めに、ヨロイトカゲの種類をいくつかご紹介します。

 

・オオヨロイトカゲ

最大全長40cm

 

平坦もしくは傾斜の緩やかな草原等で、深めの横穴を掘って生活しています。

 

深い横穴を掘って生活しています。

 

日光浴を大変好みます。

 

・アルマジロトカゲ

最大全長21cm

 

岩が多い荒地に生息しています。

 

逃げ場所がない時に危険を感じると、尾を加えて丸くなる防御姿勢をとります。

 

この防御姿勢が名前の由来になっています。

 

・ヒナタヨロイトカゲ

別名:ネッタイヨロイトカゲ

 

最大体長は8.8cm

 

生息環境はサバンナの中の乾燥した低木林です。

 

倒木の下や切り株の根元などに隠れています。

 

流通量が多く、他のヨロイトカゲに比べて安価で、5千円~1万円で購入できます。

 

・ディプレッサワーレンヨロイトカゲ

最大全長13cm

 

標高1500mの山地の岩場に生息しています。

 

黄色い斑点が美しい種です。

 

流通が稀で、高価です。

 

・ジンバブエワーレンヨロイトカゲ

最大全長26cm

 

オスは身体の側面が鮮やかなオレンジ色になり、とても綺麗です。

 

乾燥した草原の岩場等に生息します。

 

※ワーレンヨロイトカゲは分布によって非常に多くの亜種に分かれます。

 

あるいは、それぞれを独立種と捉える説もあります。

 

つまり、まだあまりよく分かっていません…(´ー`)

 

飼育環境と必要機材

ヨロイトカゲの飼育にあたり、一番難しいのは温度勾配に関してではないでしょうか?

 

ホットスポットとそうでない場所の温度差がほぼ倍になるようにしなくてはいけません。

 

上記でご紹介したヨロイトカゲ達は共通の飼育環境でOKですが、

ヨロイトカゲの飼育環境は実にバラエティにとび、更に個体差も相まってきます。

 

工夫して飼育環境を整えても、隠れていることが多く、中々姿を見せてはくれません…

 

奉仕の精神を持って飼育あたりましょう…(´▽`)

 

温度

ヨロイトカゲの生息環境は、乾燥はしていますが気温はそこまで高くなく、夜間は10℃近くまで冷え込む地域が多いです。

 

過酷な環境下で暮らしているトカゲですが、飼育下でも似た環境を作ってあげましょう。

 

基本的なケージ内温度は25℃に設定しましょう。

 

夜間は保温を止め、20℃以下にさげます。

 

大事なのは、昼間と夜間で温度差をつくることです。

 

↑こういった保温球を使います。

 

保温球は様々なメーカー、様々なW数があり、何を使うか悩む方も多いと思います。

 

ケージの大きさや飼育する環境・地域によって、どのライトを使用すれば25℃を保てるのか、

がライト選びの基準になります。

 

ケージが広い・寒い場所での飼育等では、W数の高いもの、

夜間も保温球が必要な程冷え込む地域での飼育では、爬虫類が可視できないとされる赤外線ライトの使用、

などなど。

 

温度計との相談が必須です!

 

ホットスポット

ホットスポットとは、ケージ内に作る、局所的に高温にする場所のことです。

 

バスキングライトを用いて作ります。

保温球はケージ内の広範囲を温めるもの、バスキングライトは局所的に高温にするもの。

用途が違うので注意!!

 

ヨロイトカゲのホットスポットは40℃以上にしましょう。

 

ただし、ケージが広く、ホットスポットとその他の場所でがっつり分けられる場合は50℃に設定するのが望ましいです。

 

例えば、60cmのケージでホットスポットを50℃に設定すると、ケージ全体の温度が高くなり過ぎる可能性があります。

 

ホットスポット直下と、その他の場所とで複数の温度計を設置すると良いでしょう。

 

UVBライト

非常に強い紫外線を必要とします。

 

照射量の高いUVBライトを使いましょう。

 

1つのケージに対し、複数のUVBライトを設置するのも一つの手段です。

 

湿度

乾燥系のトカゲなので、床材を湿らせたり、こまめに霧吹きをする必要はありません。

 

ケージ内に全身が浸かれる大きさの水入れを置いてあげましょう。

 

入るかは個体差もありますが、ケージ内の湿度を保つには十分です。

↑見た目にこだわるならエキゾテラのウォーターディッシュがオススメです。

 

身体のサイズに合ったものであれば、タッパーでも問題ありません!

 

ケージ

ケージは、ホットスポットの関係からも、それなりの大きさの物が望ましいです。

 

ホットスポットを40℃程に設定するのであれば、小型のヨロイトカゲを60cmのケージでペア飼いも可能です。

 

全長が20cmを超すヨロイトカゲの多頭飼育は90cmは必要でしょう。

 

もちろん、大型では更に大きいケージを用意します。

 

単頭飼育であっても、最低60cmのケージを用意してあげましょう。

 

蓋のあるケージであれば、高さはそんなに必要ありません。

 

逆に、高さが十分あるケージであれば蓋は必ずしも必要という訳ではありません。

 

流木、シェルター

ヨロイトカゲは隠れたがりです(´▽`)

 

↑こういったシェルターや、流木を組み合わせた隠れ場所をケージ内にいくつか設置してあげましょう。

 

ケージ内の温度の高いところ・低いところ、各1つずつは置いてあげると良いです。

 

ブロックや植木鉢のかけらでも代用できます。

 

↑また、こうしたバスキングストーンをバスキングライトの真下に置いてあげるとより良いです。

 

バスキングライトの熱で石が温まり、ヨロイトカゲがお腹を温められるからです。

ただ置くだけでなく、こんな風にレイアウトすれば、シェルターにもできます☆

(※写真はフトアゴちゃんです)

 

床材

ヨロイトカゲの飼育にあたり、床材を砂にする飼育者さんが多いようです。

元々岩場などに生息していますので、それほど砂に依存はしていません。

 

また誤飲の恐れがあるので、粒の細かいものにしましょう。

 

穴を掘ったり、シェルターの下に潜り込もうとして、床材を巻き散らかします。

 

その為、空中に舞ってしまうような素材は避けましょう。

 

他にも、素焼きのタイル、バークチップでも問題ありません。

 

オオヨロイトカゲに関しては、砂地に深い穴を掘って生活しているので、床材を砂にする場合は深めに敷きましょう。

 

日々の世話

餌の種類

主に昆虫類を与えます。

・コオロギ

↑ヨーロッパイエコオロギ

↑フタホシコオロギ

 

ヨーロッパイエコオロギに比べ、フタホシコオロギの方がやや攻撃的です。

 

与える際は生体に噛み付く恐れがあるので要注意!

 

噛まれたことが原因で恐怖を覚え、拒食に繋がることがあります。

 

基本的には生きている虫(活き餌)を与えますが、乾燥タイプや缶詰タイプもあります。

 

乾燥・缶詰タイプは、食いつきに個体差があります。

 

コオロギは餌切れ・水切れに弱く、尚且つ共食いをします。

 

きちんと管理しないと、購入したうちの半数程は生体のお腹に入ることなく死滅してしまいます…

 

そして成長が早いので、小型ヨロイトカゲのベビーに与える場合はコオロギが大きくなり過ぎていないか注意しましょう。

 

・デュビア(アルゼンチンフォレストローチ)

↑要はゴキブリです(´▽`)

 

コオロギと違い、共食いはほとんどしません。

 

飲まず食わずでもかなり生きるのと、成長が遅いので、ストックが楽です。

 

ツルツルした面は登れないこともあり、扱いやすいです。

 

ネックは見た目でしょうか…

 

・シルクワーム

こちらは蚕の幼虫です。

 

栄養と水分が豊富ですが、高カロリーではないので与え過ぎて問題になることはありません。

 

注意点は成長スピードが早いこと、餌切れに極端に弱いことです。

 

シルクメイトとという人工餌で飼育できます。

 

・ハニーワーム

こちらも栄養がかなり豊富です。

 

与え過ぎると肥満や栄養過多につながるので注意!

 

他にもミルワーム等あります。

 

ミルワームは栄養素が少ないと聞くので、特に紹介しませんが上記2種類のワームより安価です。

 

餌の量と頻度

隠れていることが多いので、代謝はそれほど高くありません。

 

1~2日おきに食べきる分でけ与えます。

 

成長とともに、給餌の間隔を長く空けていきましょう。

 

成体(アダルト)であれば1週間に2~3回を目安に、といった感じです。

 

消化器官がしっかりしていないので、大きめの餌は控えましょう。

 

餌を食べない時

餌を食べない理由はいくつか考えられます。

 

・ストレス

飼育環境を見直してみましょう。

 

温度や湿度は適正か?

シェルターに隠れられているか?

むやみにハンドリングしていないか?

 

またお迎え初日やケージの入れ替え、生体を外に出しての大掛かりなメンテナンスの後はどうしても落ち着きません。

 

そんな時は1~2日放置して、新しい環境に馴染むまで待ちましょう。

 

・餌の好み

現在流通しているのはほとんどWC(野生)個体です。

 

なので、餌の選り好みが激しい場合もあります。

 

また、単純に同じ餌に飽きることもあります。

 

違う餌をあげてみたり、餌の大きさを小さくしてみたりと工夫しましょう。

 

サプリメント

カルシウムが不足するとクル病を患うおそれがあります。

 

また、飼育下では自然界にくらべ太陽光を浴びる機会が少なく、ビタミンD不足になりがちです。

 

UVBライトと太陽光ではどうしても差が出てしまうのです…(´`)

 

そこで、餌にまぶしてカルシウムやビタミンDを摂取させます!

↑こちらはビタミンD3配合のカルシウム剤

 

様々なメーカーから販売されていて、カルシウム単体、ビタミン単体の物もあります。

 

ただし、ビタミンD3は過剰摂取すると血管が詰まり最悪死に至ります。

 

元々バランス良く配合されている物の方が扱いやすいと思います。

 

水の与え方

湿度の項目でも触れた、全身が浸かれる水入れを置いて置けば、そこから飲みます。

 

万が一置き水に反応しない場合は給水しましょう。

↑こういった水差しや、スポイト、注入器で水を与えます。

 

掃除の仕方

毎日の掃除としては、糞を捨てる、水の交換くらいです。

 

レイアウト用品やケージ全体を消毒したい時は、煮沸消毒が基本となります。

 

ケージに熱いお湯をかける際は火傷にご注意ください!

↑爬虫類用の除菌・消臭剤もあります。

 

寄生中等を駆除することはできませんが、ケージ内に虫がわくのをある程度抑えられます。

 

※あくまでもケージやレイアウト用品に吹きかける物で、生体自体に直接かけないようにしてください。

 

洗剤等は使わないようにしましょう!

 

飼育する上での注意点

飼育するヨロイトカゲの種類の生息環境を考え、それに合わせて飼育環境を作ることを心がけましょう゚゚(#^.^#)

 

ヨロイトカゲは朝にバスキングし、昼前には隠れてしまうことが多いようです。

 

ライトを点灯する時間を決めてあげるとよいでしょう。

 

その方が1日のサイクルが崩れません。

 

タイマーを使用するのも良いでしょう。

なかなか姿を見せてくれませんが、体調のチェックは怠らないよう注意です!

 

また全身が硬い鱗に覆われているので、太り具合が分かりにくいです。

 

肥満になっていないか、あるいは痩せ過ぎていないか、定期的に体重を測定しましょう。

 

ヨロイトカゲ まとめ

乾燥系ノヨロイトカゲの飼育に関して、一番重要なのはやはり温度勾配です!

 

飼育する環境によってライトを使い分け、健康的に育てましょうヽ(*´∀`)ノ

 

試行錯誤しているうちに、より良い環境が整ってくるはずです!

大体シェルターの中にいるけど、大事にしてね♥

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