樹上性アガマの飼育と餌の与え方

 

多種多用な種類が存在する樹上性アガマ!

 

飼育方法や餌の与え方、高さが必要な飼育ケージ。

実際どのくらいの大きさが必要になるの?

 

解らない事ばかりから始まる爬虫類ライフ!

ここでは樹上性アガマについてを書いて行きたいと思います!!

 

樹上性アガマに分類されるのはどの子達?

 

大きく樹上性と言ってもどんな種類が樹上性に含まれるのか気になる所。

アガマ科で尚且つ木の上で普段から生活している子達を上げて行きたいと思います。

 

・ウォータードラゴン

 

名前の通り水場が大好き^^

種類はインドシナ、ヒガシ等

 

・ホカケトカゲ

樹上性アガマの中では比較的大きめのホカケトカゲ

種類はアンボイナ、ハルマヘラ、フィリピン等

 

・エリマキトカゲ

テレビでお馴染エリマキトカゲ!!

愛嬌たっぷりな二足歩行で走る姿をテレビや動画で見た事ある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

インドネシア産とオーストラリア産等種類も多岐に渡って分布してます。

 

・キノボリトカゲ

沖縄等日本固有種も存在するキノボリトカゲ

種類はサキシマ、オキナワ、アマミ、キグチ等

 

・トビトカゲ

モモンガの用に滑空する姿が可愛いトビトカゲ

種類はエンガノトビトカゲ、ベッカートビトカゲ、クロミミトビトカゲ等

 

・モリドラゴン

クレスト(頭から背中に掛けてのとげとげ)の形状が独得なモリドラゴン

種類はボルネオモリドラゴン、カメレオンモリドラゴン、ベルモリドラゴン等

 

樹上性アガマは沢山の種類がいます!!

クシトカゲやカロテス等全て書いてるとキリが無い程の仲間達が存在しているので調べてみるのも楽しいかも知れないですね^^

 

樹上性アガマに必要な飼育機材について

 

必要ケージのサイズ

 

樹上性アガマは身体の大きさに反して飼育スペースがとても必要な種類になります。

アダルトになると横幅最低60㎝から高さも90㎝からと飼育難易度に比べてケージを用意して上げる事が難しい種類では無いでしょうか?

ホカケトカゲやウォータードラゴン、エリマキトカゲ等は更に身体も大きいのでスペース作りが大変になります。

 

市販されてる飼育ケージでは横幅を広く取り立体活動が出来るようにレイアウトを行い、尚且つ高い所に飼育ケージを設置するのが現実的です!

底面積60以上、高さ90以上で市販されているケージはズーメッドのレプティーブリーズ等もあるのでそちらを検討してみるのもいいかもしれません。

ズーメッドジャパンレプティーブリーズ

 

適温と湿度について

 

樹上性アガマは熱帯雨林や森林の中の水場が豊富な所で生活している種類が殆どです。

 

ですので、温度は通常30度前後ホットスポットを35度前後、夜間のみ25度を下回らないように管理しましょう!

また例外としてカメレオンモリドラゴン等他の種と比べて涼しげな所に住んでいる種類に至っては温度25度前後ホットスポット30度、夜間20度等の違いがあります。

 

その子の分布地にそって多少臨機応変に温度の調節をしておきましょう!

 

熱帯雨林や森林に生息している樹上性アガマは湿度は75%前後が適切と言われています。

 

 

樹上性アガマは昼行性の子が多く日光浴を必要とします!

 

バスキングライト(保温球)とUVB(紫外線)ライトの設置が必要不可欠!

 

バスキングライトは太陽光の代わりにケージを局所的に温めてくれる物

そしてそれにUVBライトを組み合わせて簡易太陽の出来上がりです!!

 

こちらがバスキングライトです!!

そして

これがUVB(紫外線)ライトとなります!!

UVBライトにはスパイラル形状の物もありますので飼育スペースと幅に合わせて使いやすい物を使用しましょう!

 

樹上性におすすめのライトも販売されているので迷ったらこれを買ってみるのもいいかもしれません^^

 

他にもUVBライトと保温球を同時に照射してくれるライトもあります!

ハイパーサンなんかもおすすめです^^

 

樹上性トカゲは高い所に行きやすいので出来る限りライトは外に設置するようにしましょう!

飛び付いたりして火傷を負うなんてことも…

 

UVB、バスキングランプは日中決まった時間に点灯し、決まった時間に消灯するように心掛けましょう

それに伴い便利な物がタイマーサーモになります。

これ一つで温度管理は勿論ライト点灯時間等全てを管理してくれます!

一つあればとっても便利!!

 

これで早起きしたり、急な残業にも対応できます!!

そしてタイマーサーモに繋げる夜間も点灯可能なライト!!

 

ヒートグローも活用すると、夜間や朝方の急な冷え込みにも対応してくれます!!

 

爬虫類は赤い光に鈍いので夜間でも付けられる温度管理用ライトが一つあると安心ですね!

でも中には赤い光が気になっちゃう子も…

 

そんな子には

ナイトグロー

 

月の光を模した色合いなので神経質な子にも安心の一つです^^

 

湿度の保ち方

 

高い湿度を要求する樹上性アガマ。

 

冬場は特に湿度管理が大変です!

 

こまめな霧吹きが必要になってきます!!

百均でも購入可能で一つあったら便利な霧吹き…

 

ですが中々湿度が上がらない…

そんな時はミスト装置!

 

 

樹上性アガマには流れる水しか認識出来ない子もいるのでそんな子にも安心して湿度と水分を供給できるようになります!

温度や湿度、樹上性アガマだけでなく色々な爬虫類にも適温や湿度があるのでしっかりと下調べをしておくと安心です!!

 

床材について

 

樹上性アガマにおすすめな床材はこちら

 

 

ココピートやヤシガラマット!!

 

二つとも吸水性が良く、ヒタヒタに湿らせておけば水分が蒸発する力により中の湿度を安定させやすいメリットがあります。

 

ココピートの利点としては、吸水性が高い他には汚れた場所をスコップで掬う等して簡単に捨てられる事もあります。

 

そしてヤシガラマットはものにもよりますが、丸洗いが可能なのでマット自体を水につけて水分を沢山含んだ状態からの設置が可能という所です。

二つとも湿度依存の強い生態には持って来いですね^^

 

 

そして床材では無いですが水依存の強い生態に関しての飼育としては、水はり飼育をしてる人も多くみられます。

 

利点としては湿度が保たれやすい濾過フィルターを入れる事により滝を作る事が出来る事でしょうか?

 

 

難点はひたすら掃除が面倒!!

水替え大変!!

 

 

こんな状態での飼育は楽しくもあり、湿度の過度な心配をしなくて済みますが案外力の強い樹上性の子達は全てを薙倒して行くのでお勧めはあまりできません…

 

水はり飼育をなさる場合必ず、水温ヒーターを使いましょう!

冬場にはケージ内温度が上がらない原因にもなってしまいます!!

 

樹上性アガマのシェルターとは?

 

樹上性爬虫類の大半は木の上での生活が主になります。

ですので、レイアウトを凝りたい以外での地面に置くタイプのシェルターは必要にならない事が殆どです。

 

中には例外もあり、シェルターを入れたら地面で寝てる…なんて子も居たりはしますが、大半の樹上性アガマにとってのシェルターとは流木になります。

 

普段から高い所での生活を望む樹上性アガマ、ケージに高さが必要なのも頷けます。

色々なサイズ、形の物を組み合わせて立体移動が出来るように心がけましょう!!

 

グネグネ曲がるジャングルバインなんかは好きな形に出来るのでレイアウトや樹上性アガマちゃん達の遊び場にもなりますよ!

ただ、ウォータードラゴンやホカケトカゲのアダルトちゃんだとサイズ感足りないかも知れないのでお気を付けください^^

 

樹上性アガマに必要な水入れとエサ入れについて

 

木のある所には豊富な水場がある事が多い樹上性アガマ達の生息地。

 

外敵に襲われた時などは20分程は息継ぎせずに泳げるなんて子達もいます。

 

それに伴い必ず必要になって来るのが身体ごとすっぽりと入るサイズの水入れです!

 

ベビーの頃はカッコいい爬虫類用の水入れなんかも使えますがアダルトになればそう言う訳にも行きません。

 

ホカケトカゲやウォータードラゴンに水はり飼育を行っている人が多いのはこれも原因の一つかも知れませんね。

最近はホームセンターに奥行60㎝横幅45㎝なんてかなり大きいタッパーも売っているのでこれを活用するのもありかと思います。

 

家庭用コンテナ等も手ではありますね!

しかし、底面積より高さを必要とする樹上性…

 

中々置くところが困りもの…

 

うーんケージに入るか微妙な所です。

 

そして水入れでもっとも苦労する所…

それは、動かない水に気が付かな子達も多い!!

モリドラゴンやエリマキトカゲ達に多いようなので、水場にあまり近寄らない用なら方法を考えなければなりません。

 

1・湿度に重要な霧吹きをかなりの頻度で行う!

2・ドリッパーの導入。

3・広めの水入れに先ほど紹介したろ過装置を付けて滝のようにする。

4・熱帯魚用のエアーポンプを入れる

5・温浴頻度をあげる!!

 

しかしこまめな霧吹きは大変…

毎日の温浴は過度なストレスを与えかねない…

エアーポンプもろ過装置をコンセントの数が多くなりすぎて大変…

 

そうなるとやはりこちら、カメレオン飼育等にお馴染のドリッパーは人気がありますよね。

木の枝に水が流れるように設置したり、真下を水入れにして水滴を滴らせる等いいかも知れません

 

これ一つあれば止まった水に気が付かない子達にも安心です^^

 

そしてエサ入れはやはり昆虫食が多い樹上性アガマちゃん達!!

逃げ出さない構造なのが本当に助かります!!

樹上性アガマ達もご飯の為なら木からも降りて来るので下に置いておいても大丈夫ですよ!

 

それでも駄目ならピンセット

コオロギやデュビア等を一匹一匹掴んでピンセットから食べて貰いましょう!

竹製の物は爬虫類の口の怪我の原因を少なく出来るのでお勧めです…

しかし、ステンレス製の物に比べて掴みにくいのも難点…

 

ピンセット給餌を成功出来たら人口餌も食べてくれる可能性が…可能性…だけですが…

 

続いては樹上性アガマのご飯を見てみましょう!!

 

樹上性アガマの餌について

 

基本虫がメインの樹上性アガマ!

どの様な餌が彼らに与えられているのか確認してみましょう!!

 

主な虫餌

 

代表的なのはやはりヨーロッパイエコオロギ(イエコ)じゃないでしょうか?

 

 

攻撃性も少なく生体に噛み付く事もあまり無いので、ベビーちゃんのケージにも安心して投げ餌が出来ます!

しかし、投げ餌をした後ずっと放置は厳禁です。

 

お腹いっぱいになったり数が多すぎて脅えたりしている時に顔の周りに乗られたり、跳ねまわって触られる事を嫌う樹上性アガマ達はそれがストレスになってしまい拒食の原因になってしまうので気を付けましょう!

 

お次はフタホシコオロギ!

 

 

ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)より身体がでかいのでイエコじゃ小さすぎてお腹に溜まらないヤングちゃんにはぴったりです。

 

しかしフタホシコオロギの難点としては、その攻撃性。

顎の力が強いフタホシに攻撃されてしまうと、生体に傷がついたり怖がったり、口元を噛まれてしまうとマウスロットの原因にもなってしまいます!

 

投げ餌の時は必ず顎を潰して上げましょう!

 

そしてイエコとフタホシに共通な事、それは生体の調子が悪い時等には消化に悪い羽と後ろ脚を捥いで上げる事がいいかもしれません。

拒食の時等にも取って上げると食いつきがよくなったと言う話しもありますよ!

 

続いてはワーム系

 

しかし、ミルワームやジャイアントミルワーム等は外の殻が固く与えすぎると消化不良の原因になったりリン比とカルシウム比が違い過ぎるので、メインでは無くおやつ程度に考えましょう!!

 

シルクワームやハニーワーム

 

 

栄養価の高いシルクワームはベビーのうちに沢山食べさせると健康的な体を作りやすいとも言われているので検討してみても良いかもしれませんね!

 

しかしLサイズくらいになってくるとシルクワームは繭を作る準備を始めているので、体内は糸だらけ。

健康面で上げるのならばMサイズくらいまでがおすすめです^^

 

ハニーワームに関しては拒食の時に大変便利

嗜好性の高いミルワーム、人間には解らない領域ですが、昆虫食爬虫類には中々人気が高い様子。

ですが、上げ過ぎると「ハニーワームしか食べないんだから!!」なテンションになってしまう子達も少なくない様子…

気を付けましょう…

 

続いてはローチ系!

 

コオロギじゃサイズ不足だし、鳴くし、うるさいし…

そう思ったらこちら

デュビア(アルゼンチンフォレストローチ)

 

サイズが豊富、Lサイズ辺りまでなら消化に支障も出ずお腹がいっぱいになりやすい、キープが楽等利点があります。

成虫雄等は羽が大きいのであまり食べたがらない子が多い印象がありますが…

 

レッドローチ

 

最近人気急上昇中のレッドローチ。

コオロギみたいに煩くないのは勿論キープ中に勝手に増えてくれます。

デュビアと比べて成長も早いので繁殖を試みてる方にはお勧めです。

 

エサ番外編

 

昆虫食メインですが個体や種類によってはフルーツを食べる子も!

 

ホカケトカゲ等で画像を検索すると美味しそうにバナナやイチゴ等食べてる姿が良く見られます。

樹上性アガマのなかでも飛びぬけて雑食性が高いのではないでしょうか?

 

ウォータドラゴンやエリマキトカゲちゃん等も食べると言う方もいますが、本当に個体差が大きく出るところ…

そもそも、おじいちゃんおばあちゃんになった時に動物性食物を走って追いかけるのが辛くなった時には食べると言う話しの様で、飼育下では中々食べない子の方が多いのではないでしょうか?

 

稀に食べる子がいる、と言う認識で見ていた方が食べない!!って焦らずに済むので、うちの子は虫餌で十分なんだな…と思ってあげましょう!

 

ピンクマウスも食べる子いるよ!

稀にげっ歯類のベビーちゃんピンクマウス等を食べる子もいるので

栄養補給程度に週1程度与えてみてもいいかもしれません。

 

エサまとめ

 

ベビー期は毎日欠かさず餌やりを行い、アダルトには週3~4でご飯を与えるようにしましょう!

ピンセット給餌に成功すると、もしかしたら人口餌グラブパイ等食べてくれる子もいますよ。

(ちなみに筆者の家の樹上性アガマ達は騙されて一回目だけ食べました…二度と食べてくれませんでした…)

 

必要機材・エサ購入先ショップまとめ

 

樹上性アガマに必要な機材やご飯等の通販ショップを何件か紹介したいと思います!

まずは

アマゾン

楽天

Yahoo!!ショッピング

通販サイトさん大手のこの三つ!

緊急でライトが切れた時など、明日楽や当日販売等もあるのでいざと言う時安心です!!

 

専門サイトはこちら

ワイルドモンスター

ケージ販売、その他諸々の爬虫類用品はここで網羅できます!!

チャーム

流木やハニーワーム等もあるので、拒食の時や急いで流木欲しい時などにおすすめです!

F&K 爬虫類木製ケージ制作販売

特注ケージもここで安心です!高さが必要な樹上性には特注を考えてみるのもありかも?

 

餌ご用達サイトはこちら

月野夜ファーム

コオロギのいきの良さNo.1

春木屋

シルクワームやデュビア買うならこちらがおすすめ!

 

樹上性アガマ飼育方まとめ

 

如何だったでしょうか?

見た目のかっこいい子達揃いの樹上性アガマ!

初期設備さえしっかりしてしまえばそこまで飼育難易度も高くない子達が多いので良き相棒になってくれる筈!

そんな筆者は樹上性アガマが大好きです!!

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

 

(テレビの上でもなんでも高ければ高い程好き^^)

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