アオジタトカゲの生態と飼育

 つるりとした体に青い舌。

 

なぜ舌が青いのでしょうか。

 

このところ見かけることが多くなったアオジタトカゲですが、実はとても飼いやすいんです!

 

この記事で、アオジタトカゲについてもっと知っていきましょう(^O^)!!

 

 

学名

和名:アデレードアオジタトカゲ、オオアオジタトカゲ、チュウオウアオジタ、マダラアオジタトカゲ、ニシアオジタトカゲ、ハスオビアオジタトカゲ

英名:Adelaide pigmy bluetongue、Indonesian bluetongue skink、Central bluetongue skink、Blotched bluetongued skink、Western bluetongued skink、Common bluetongue skink

学名:Tiliqua adelaidensis、Tiliqua gigas、Tiliqua multifasciata、Tiliqua nigrolutea、Tiliqua occipitalis、Tiliqua scincoides

 

 

分類

:有鱗目 Squamata

亜目:トカゲ亜目 Sauria

下目:Scincomorpha

上科:Scincoidea

:トカゲ科 Scincidae

:アオジタトカゲ属 Tiliqua(Gray, 1825)

 

 

分布(生息地)

オーストラリアやインドネシアの一部にも生息し、森林や草原、砂漠といった様々な環境でも生きていくことが出来ます。

インドネシア産のアオジタはみんな湿潤環境ですが、オーストラリア産のアオジタは乾燥した砂漠のような環境にいる種、ジメジメした林に住んでいる種などオーストラリアの中でも場所で全然変わるので飼う種のことをよく調べましょう。

地表棲で、昼行性です。

 

生態、特徴

大きさ

最大種のオオアオジタトカゲは約60cmまで大きくなります。

最小種のアデレードアオジタトカゲは20cm程です。

 

飼育ケージは最終的に90×60×60cmなら余裕を持って飼えるでしょう。しかし立体活動はほとんどしないので、高さはあまり必要ないです。

 

飼いやすい理由

1、食性

雑食性です。

コオロギやワーム類などの昆虫やピンクマウス、カタツムリ、果実や野菜など。雑食トカゲ用の人工飼料も良く食べます。

また、卵も好物で舐めて食べます。

雑食トカゲ用の人工飼料に刻んだ野菜を混ぜたり、時々マウスや果物を与えたりすると良いでしょう。

動物質と植物質の割合が5:5になるとなお良しです。

2、性格

図太くおっとりとした性格の個体が多く、ハンドリングしても人に嚙みついてくるようなことはほとんどありません。

しかし、キメラアオジタトカゲは荒い個体が多いと言われています。アオジタは噛む力も強く、本気で走ると早いので荒い個体の扱いは難しいので気をつけましょう。

 

種によっては多頭飼育も可能です。強い個体が餌を独り占めしたり弱い個体が餌を食べれてないことがあるので注意しましょう。

3、安全

尻尾が長いイグアナやモニターは、威嚇をするとき尻尾を鞭のようにして攻撃してきます。

それが大きい個体の場合、腕にミミズ腫れが出てしまうほどです。

しかしアオジタトカゲのほとんどは温厚で、そもそも尻尾が短いので、その心配はありません。

繁殖

卵胎生です。卵をお腹の中で孵らせてから体の外に出します。

冬の飼育温度を普段より4〜5℃ほど落とし、クーリング期を設けると春先に交尾が行われ、3〜7ヶ月程度で出産します。

一回で4〜12匹のベビーを出産します。

スキンク科に属するトカゲは卵胎生の種が多いです。

 

なぜ舌が青い?

名前の由来にもなっている最大の特徴。

それは、舌が青いことです。

メラニン色素によってこの色になっています。

いくらおっとりしたアオジタトカゲでも、身の危険を感じると威嚇します。

 

シューッという音を出しながら、美しい青い色で相手を驚かそうとします。

 

 

アオジタトカゲ=ツチノコ説?

姿がよく似ていることから、飼育していたアオジタトカゲが逃げ出したのを見間違えたのではないかと言われています。

 

 

しかし、アオジタトカゲが日本に普及したのと、

 

ツチノコが言い伝えられてきた時間軸が一致しません。

 

また、ツチノコは2メートルほどのジャンプ力を持っていたり、非常に素早く動いたり…等の特徴もほとんどが一致していないので、可能性は低いでしょう。

話がそれてしまいましたが、爬虫類好きとしてはツチノコが本当に存在するかは大変気になる話題ですよね。

魅力

どっしりとした重量感ある体に、不釣り合いな短めな尻尾と小さな手足が特徴的です。


 
これが、アオジタトカゲの「カワイイ」ポイントです。

 

個性的な見た目だからこそ、ハマったら夢中になってしまいそうです。

 

アオジタトカゲにしかない魅力を存分に楽しみながら飼育できると思います。

 

 

飼育方法、餌

飼育方法と餌の項目に関しては下記のページをご参照ください(^^)↓

スキンクの飼育と餌の与え方

 

種類、品種(モルフ)

インドネシア系、オーストラリア系で分けることが出来ます。
 
 
 
アオジタトカゲの種類は模様で見分けている事が多いのですが、モルフによって変わっていくので判断し辛く、見分けるのが少し困難です…
 
 
 
 

品種(モルフ)

・キャラメル

胴の側面にキャラメルのような黄色色素が強く出て、体の色も濃いイメージです。

・ハイポ

色素が減退した個体を指します。

色が薄めのため、通常よりも明るい印象です。

・アルビノ

黒色色素が欠乏しています。

目の血管の色が透けているため、目が赤く見えます。

アオジタトカゲのアルビノは、かなり珍しいです。

・メラニスティク

先天性でメラニン色素が増えることにより、体色が黒一色になる遺伝子を持っています。

種類(仲間) 

オオアオジタトカゲ

インドネシア、パプアニューギニアに分布しています。

細く黒いバンド模様が入り、四肢は黒色ををしています。

アオジタトカゲ最大種で、60cmほどになります。

 

・セラムアオジタトカゲ 

 

オオアオジタトカゲの中でもインドネシアのセラム島に生息しているアオジタはセラムアオジタと呼ばれます。

体色は、淡くグリーンがかっていて、中でも緑が強いのはセラムグリーンと称されます。

・キタアオジタトカゲ

オーストラリア北部に分布し、最大60cmほどになります。

目の横のラインがほとんど消えていてクリーム色の体色にオレンジに近いバンド模様が特徴です。

オーストラリア産アオジタトカゲの中では、最も数多く流通している種類です。

・ニシアオジタトカゲ

西オーストラリア州、ビクトリア州北西部に生息していて、眼の後ろの黒い模様が濃く、体色は暗い褐色や灰褐色で太く濃いバンド模様が4〜6本入ります。

日本での流通はほとんどない種類です。

・ヒガシアオジタトカゲ

 

オーストラリア東部に生息しています。

眼の後ろの黒い模様が濃く、身体に明瞭な太いバンド模様が入ります。

分布が広く地域の個体差が大きいようです。

・チュウオウアオジタトカゲ

オーストラリアのクイーンズランド、西オーストラリア州、ノーザンテリトリーに生息しています。

薄い褐色の体色にオレンジの細いバンド模様が多く入ります。丸くて太短い体が可愛らしいです。

 

・マダラアオジタトカゲ

オーストラリアに生息します。黒い体色に黄色い斑模様が全身に並んでいます。

かなり個性的な模様なので、他亜種とも区別がつきやすいです。

・キメラアオジタトカゲ

インドネシアのタニンバール諸島に分布していて、他亜種と比べて、黄色みがかって個体が多いです。

少し乱れたバンド模様で、足には模様がありません。

他のアオジタより、気性が荒い個体が多いです。

販売、価格、入手方法

価格

種類やモルフの貴重度で大きく値段が変わります。

 

安いものは8千円~、高いものは25万円〜で販売されています。

 

店舗

Maniac Reptiles(マニアックレプタイルズ)

http://maniacreptiles.com

 

 

サウリア守口店

https://www.sauria.info

 

 

イベント


ジャパンレプタイルズショー
http://www.rep-japan.co.jp/jrs/index.html


こちらはJRSや夏レプ、ジャパレプと呼ばれています。



毎年8月に静岡で開催されているイベントです。

 



BLACK OUT
https://www.blackout1999.com/


関東だと浅草・横浜・埼玉、関西は大阪・京都・神戸等で開催されています。

 

 

まとめ

アオジタトカゲと言っても、様々な種類、色、模様のものがいます。

 

さらに、習性、性格、好みも様々です。

 

自分に合った個体をお迎えできるといいですね!

 

まずは、しっかりとした設備を整えるところから始めましょう!

 

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