イエアメガエル

魅力

生態、豆知識等

和名:イエアメガエル

別名:ホワイトアマガエル、家雨蛙、Litoria caerulea

学名:Litoria caerulea

英名:White’s tree frog

 

分布:インドネシア(ニューギニア島南部)、

オーストラリア(クイーンズランド州、西オーストラリア州北東部、

ニューサウスウェールズ州、ノーザンテリトリー、

南オーストラリア州北東部)、パプアニューギニア

(ニューギニア島南部)に自然分布。ニュージーランドに移入。

 

最大全長:7~12cm。

身体的特徴:体形は太い。老齢個体は眼上部から

体側面の皮膚が垂れ下がり、鼓膜を覆うこともある。

 

体色は黄緑色だが、薄緑色から褐色まで変色させる事ができる。

背面には白い斑点が入ることもある。種小名caeruleaは「青色の」の意。

指趾の先には吸盤が発達する。 幼生は全長4.5cm。

 

生態: イエアメガエルは草原や森林等に生息する。

半樹上棲で、樹上にも地表にも生息する。 食性は動物食で、

昆虫類や節足動物、ミミズ、両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、

小型哺乳類等を食べる。貪欲で目の前で動くものには

何でも飛びついて捕食する。 繁殖形態は卵生。

 

オスのメイティングコールは、時に数百m以上離れていても

聞こえることがある。3-7月に池沼や水溜まり等の浅い水場に

200~2000個の卵を産む。幼生は水温30℃において

約38日で変態し、幼体になる。

 

英名及び別名は命名者のジョン・ホワイト(John White、

1756年頃~1832年)にちなむ。 生息数は多く、

人家近くにも生息することが和名の由来。

時に水洗トイレのタンクの中に水を求めて潜りこむこともある。

 

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。

ニューギニアからの野生個体と飼育下繁殖個体が共に流通する。

飼育下繁殖個体は青味の強い個体が多く、あまり大型化しないとされる。

ペットとしての歴史は古く、1890年代には既にイギリスで

飼育されていたとされる。テラリウムで飼育される。

 

樹上棲のため、高さのあるケージで飼育するのが望ましい。

蓋やケージの側面を金網等にして通気性を確保し、

やや乾燥した環境で飼育する。枝や流木、観葉植物等を組んで

活動場所や隠れ家にする。極度の低温には弱いため、

冬季には暖房器具を使用したり、ケージを温室に収納する。

 

日光浴を行うため、小型の保温用の電球等をケージの中へ照射する。

水は全身が漬かれる程度の小さな水容器を用意し、

夜間や照明を消した際に霧吹きで湿度を上げる。

餌はコオロギ等を与える。餌に対しては事前に野菜等の餌を与えたり、

サプリメントを振りかけて栄養価を上げる。

 

餌に反撃されたり動きが緩怠なため逃げられるのを防ぐため、

生きた餌の場合は顎や触角、後肢を潰したり折ってから与える。

貪欲なため多くの個体ではピンセットで餌を口先に近づけると食べる。

しかし餌を多く与えすぎると内臓疾患や脱腸を引き起こす恐れがあるため、

餌の量はある程度制限する。23年の飼育記録がある。

飼育方法

心構え、注意する点

飼育環境 イラスト、写真、動画

・どんな環境が必要か?

飼育サイズは1頭あたり90×45×75cmが必要で、

水場の水深は2.5cm程度です。

 

ケージ内のレイアウトは木の枝や隠れ家が必要で、

コルクバーグの板や、植物などを入れ、

樹上生活に合った環境を作りましょう。

 

ケージ

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・必要な大きさ(縦、横、高さ)

■トップテラ 爬虫類飼育ケージ TOP-90×45×60

■本体サイズ (幅×奥行×高さ) :90×45×60cm

 

隠れ家

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床材の上にコルクバーグの隠れ家を置きましょう。

 

枝や植物

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床材

パームマット

底床はヤシガラなどの保湿性のあるものが適していますが、

パームマットも人気があります。

 

・温度(日中で22℃~26.5℃度、夜は18℃)

 光周期:14時間

 

パネルヒーター

パネルヒーター

春から秋にかけては加温の必要はありません。

冬場はヒーターを入れて通年飼育となります。

ケージの下にパネルヒーターを敷き、

ケージ内の温度が20度以上25度前後になるようにしましょう。

 

・湿度80%

 毎日水を吹きかけます。

 霧吹き、加湿器

 

霧吹き

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水入れは設置した方がよいですが、水分補給で一日に一回、

夜に霧吹きをしましょう。

 

加湿器

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KAZ/気化式加湿器 大容量タイプ/KCM6013A

連続加湿時間:約8(強)~12(弱)時間

12Lの大容量で、長時間の連続運転が可能

気化方式で、適度な加湿状態を維持

3段階の加湿量、6段階の湿度コントロール機能付き

 

ピンセット

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餌やり用のステンレスピンセットが必要となります。

餌 餌の与え方

イエアメガエルの餌は、コオロギなどの昆虫を与えるが、

大型個体には ピンクマウスなどを与えることもできる。

ピンクマウスを与える場合は消化に時間がかかるため、

昆虫を与える時よりも給餌間隔を空ける。

 

あまり餌を与えなくても大丈夫そうな印象を

持ちますが、非常に高カロリーな餌を必要とします。

コオロギ、ミルワームなどの昆虫、メダカ、ドジョウ、

金魚等の魚類、マウス・人工飼料など

いろいろな種類を餌として食べます。

餌を昆虫のみを与えた場合、

栄養不足になる傾向がありますので、

出来るだけ高カロリーな餌を与えましょう。

幼体時にはパックマンフードのみで問題ありません。

 

生きた餌を与えるのに抵抗がある方にも

飼育可能なので、おすすめの餌です。

餌を与える頻度も、イエアメガエルは

毎日餌を求めないので、間隔をおいて与えましょう。

餌の量は、10円玉位の幼体であれば1回に

メダカで13匹、マウスでピンクの

一番小さいサイズを半分~1匹、

パックマンフードであればパチンコ玉くらいを

目安に与えましょう。

 

生後、12年以上経ったイエアメガエルであれば、

1週間~1か月に1回の給餌間隔で大丈夫です。

特にイエアメガエルは成長するに従って

新陳代謝が落ちてきますので、給餌間隔も開いていきます。

 

幼体の時は13日おきくらいに給餌しますが、

1年以上育った個体は週に1回程度で大丈夫です。

パックマンフード

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PacmanFoodパックマンフード8oz(226.8g)カエル用

イエアメガエルをはじめとする

地表棲のカエルの餌付けに最適な栄養バランスに

優れた粉末状フードです。

 

少量の水で練り込み団子状にしたものを

個体の口に入る大きさにして

食べきる程度の量を与えてください。

練り込んだ餌をピンセットなどで摘まんで個体の口元へ。

 

マウスやコオロギに抵抗がある方にも

大変おすすめです!

http://item.rakuten.co.jp/chanet/66545/

 

ピンクマウス

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冷凍富城ピンクマウスL(10匹)×5(約4cm)冷凍マウス

無菌室で育成!

猛禽類、爬虫類、両生類、大型魚を始め

あらゆる肉食ペット用

ピンクマウスも食べますが、内臓疾患を引き起こす

こともあるため注意が必要です。

http://item.rakuten.co.jp/chanet/22175/

 

繁殖

繁殖期になるとメスの背中にオスがしがみつき産卵行動が始まります。

卵塊の形成が進むに連れて1匹のメスに数匹のオスが群がる場合が多いです。

産卵・受精が行われると同時に粘液が分泌されるが、この粘液を集まった

オスメスが足でかき回し、受精卵を含んだ白い泡の塊を作ります。

直径10~15 cmほどの泡の塊の中には黄白色の卵が

300~800個ほど産みつけられます。

約1週間ほど経って卵が孵化し、泡の塊とともに

下の水面へ次々と落下します。

 

病気

■眼の疾患:外傷性、細菌や真菌の感染による角膜炎になることがあります。

 

■脱水症:両生類の皮膚は、水分を吸収しやすい反面、

皮膚から水分の蒸散も簡単に起きてしまいます。

水入れや霧吹きを欠かさないように気を付けましょう。

 

■皮膚の疾患:カエルの皮膚は薄く繊細で怪我や抵抗力の低下によって

容易にバクテリアの感染を引き起こします。

 

■外傷:カエルの皮膚は再生力が強いので直ぐに修復されますが、

細菌の感染を受けると傷は広がっていってしまい全身性の菌血症に

移行してしまうこともあります。日常からケガを負わないように注意しましょう。

品種

イエアメガエル(家雨蛙、Litoria caerulea)は、

アマガエル科に分類されるカエル。別名ホワイトアマガエル。

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