ニホンカナヘビの生態と飼育

都会の片隅にひょっこり現れ、その可愛らしさに疲れが吹き飛んでしまった経験がありませんか。

 

もしも偶然出会えたら、少しドキドキしてしまう、

 

そんなニホンカナヘビについてお伝えします。

 

学名

和名:ニホンカナヘビ

英名:Japanese Grass Lizard

学名:Takydromus tachydromoides(Schlegel, 1838)

 

 

分類

:有鱗目 Squamata

亜目:トカゲ亜目 Sauria

下目:トカゲ下目 Scincomorpha

:カナヘビ科 Lacertidae

:カナヘビ属 Takydromus

 

 

分布(生息地)

日本の固有種で、一部の離島や沖縄を除いて日本中に分布しています。

 

カナヘビ、カナチョロ、と呼ばれます。

 

 

環境

平地、山地、草地、石垣等、日当たりの良い場所を好みます。

 

ブロック塀や庭で、日光浴をしている所を発見することができます。

 

夜は葉の下等隠れられる場所で眠ります。

 

巣穴は持ちません。

 

地上生傾向が強いですが、2mほどまではよく登ります。

 

 

生態、特徴

大きさ

鼻先から尾の先端までの全長は16 – 27cm程度です。

 

頭胴長は、5‐7㎝です。

 

尻尾割合が他亜種より非常に大きく、分布地が南に行くにつれてその割合はさらに大きくなります。

 

 

寿命

7年~10年程です。

 

 

身体的な特徴

体は大きな鱗で覆われていて、よく混同されるニホントカゲよりもザラザラとしています。

 

目の下から脇腹にかけて、一本の白い線があります。

途切れているか繋がっているかは個体によって違います。

 

また、「お腹が黄色いからメスだよ」という会話を聞いたことがありますが、それは間違いです。

 

お腹が黄色いメスもいますが、白か黄色かはオスメスとも個体差です。

 

 

食性

主に動物食です。

 

昆虫やクモ、ワラジムシなど生きている虫を食べています。

 

カナブンやテントウムシなど硬い虫、大きすぎる虫、アリは食べません。

 

野生のカナヘビは、野生の虫を食べているので問題ありませんが、人工的に繁殖されたブリード個体は、野生の虫が持っている病原菌の耐性が低いです。

 

念のため生き餌は繁殖したものや、購入したものにすると良いでしょう。

 

 

繁殖

春から夏頃に、オスはメスに噛みついて交尾をします。

その時、メスの体にV字の咬み跡が残ることがあります。

 

繁殖を考えているのであれば、この噛み跡があるメスを捕まえられればオスは必要ありません。

 

産卵は5月から8月頃に月2回ほどのペースで行われます。

 

一度交尾をすれば、そのシーズンは有精卵を産むことが出来ます。

 

草むらやくぼみに2個-7個の卵を産みます。

 

 

魅力

ニホンカナヘビには、子供時代の夢と思い出とロマンが詰まっています。

 

これに尽きます。

 

世界中のどんなに派手で美しいトカゲにも、この魅力はありません。

 

素朴で優しい顔も可愛らしいですよね。

 

 

飼育方法、餌

まず、ケージの中に土を敷き、隠れ家を作ります。

 

それに加えて水入れを置くか、毎日霧吹きをしてください。

 

餌は週に2、3回ほどで大丈夫です。

 

そして、日光浴が必要です。

 

日当たりの良い場所で飼育するか、紫外線ライト設置して下さい。

 

冬眠させる場合は、レイアウトを一変して土や落ち葉を深く敷き詰めましょう。

 

させない場合は、温度が下がらないように保温器具の設置が必要です。

 

日本の四季に適応できることが大きな利点です。

 

目指すのは、自然を再現することです!

 

 

種類(仲間) 

アオカナヘビ

宝島、奄美大島、喜界島、久米島、沖縄に分布しています。

 

美しくて人気のカナヘビです。

 

爬虫類イベントでよく見かけます。

 

 

ミヤコカナヘビ

宮古島、伊良部島、下地島に分布しています。

 

かつてはアオカナヘビに含まれていましたが、1996年から独立種と認められました。

 

アオカナヘビとよく似ていますが、目の下に白い線がありません。

 

 

コモチカナヘビ

分布域が広いトカゲですが、

 

国内だと、北海道北部のサロベツ原野周辺といった限られた地域のみ分布しています。

 

環境省レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険があるもの)と記載されています。

 

爬虫類には珍しく、耐寒性が極めて強いです。

 

なんとマイナス17℃で生存した例があります。

 

 

サキシマカナヘビ

石垣島、黒島、西表島に分布しています。

 

コモチカナヘビと同様、レッドリストⅡ類指定されています。

 

尾が非常に長く、日本のカナヘビの中では最大級です。

 

目の下に黒い線が走ります。

 

 

 

入手方法

LACERTA ROOM ラセルタルーム

http://www.lacertaroom.net

 

 

ワイルドモンスター

http://www.w-monster.com/index.htm

 

 

イベント
ジャパンレプタイルズショー

http://www.rep-japan.co.jp/jrs/index.html

こちらはJRSや夏レプ、ジャパレプと呼ばれています。



毎年8月に静岡で開催されているイベントです。

 




BLACK OUT

https://www.blackout1999.com/

関東だと浅草・横浜・埼玉、関西は大阪・京都・神戸等で開催されています。

 

 

まとめ

ニホンカナヘビを見かけることが少なくなったと感じませんか?


 
1970年代は本当に普通に見かけられたのですが、


 
1990年代辺りから数が減っていると言われています。

 

今後、野生のニホンカナヘビが見られなくなってしまったら悲しいですよね…

 

なので、飼育するのであればブリード個体がおすすめですよ(^^)/!

 

 

 

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チャクワラ(トゲチャクワラ)の生態と飼育

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