コーンスネークの飼育環境と必要設備

はじめに

コーンスネークは星の数ほどいるヘビの中でも特に温和で丈夫な飼いやすい、アメリカ原産のヘビです。

成長するとおよそ150~180cmほどの細身で、カラーバリエーションも豊富でとても可愛らしい顔立ちをしています。

今回はそんな彼らに快適に過ごしてもらい、より長く楽しく付き合える飼育の基本を紹介していきます。

 

コーンスネークの飼育に必要なもの

ケース

一般にはとぐろを巻いたサイズの3~5倍程度のサイズのケースが好ましいとされています。

プラスチックケース、ガラス水槽、アクリル製のレプタイルケースなどがあります。

筆者はプラケースを使用しています。

シェルター

ヘビが身を隠したり、脱皮の時に体を擦り付けて皮を脱ぐ時に使ったりします。

コーンスネークに使用されるのは主にウェットシェルターと言われるもので、陶器製のものとタッパーを加工し自作するものがあります。

共通する点は水を入れて内部の湿度を高く保つところです。

ほかにも植木鉢などが使用できますがその場合ケース内の湿度をたまに気にかけてあげるようにしてください。

水入れ

水を飲む以外にも中に入ったりします。

中でとぐろを巻けるサイズのタッパーの蓋に丸く穴を開けることが多いです。

稀にヘビが水入れをひっくり返し、そのまま外に出ることができず中で死亡するという事故が起きることがあるためひっくり返らないようにする工夫をするとよいです。

ヒーター

天井に設置するタイプのものとケースの下に敷くタイプのものがあります。

床敷きタイプのパネルヒーターだけですと冬場は温度が足りないことがあるので天井に設置するヒーターや簡易温室、エアコンと併用するとよいでしょう。

温湿度計

温度と湿度を管理するために必要です。

温度計と湿度計別でも大丈夫ですが二つが合わさったものが便利です。

床材

ウッドチップ、ペットシーツ、キッチンペーパーや新聞紙などあらゆる素材があります。

ここではそれぞれの利点と欠点を説明します。

・ウッドチップ……見た目がスマートでかっこいい素材です。フンをした周囲をマメに取り替えていれば全体を取り替えるのはたまにでも大丈夫なのが強みです。

大変景観がよく、ガラスケースに流木と共にレイアウトするととてもかっこいいです。

ヘビが潜ることもできるので活き活きとした姿が見られるかもしれません。

デメリットはヘビが潜ってしまって水槽を飼っているのかヘビを飼っているのかわからなくなることがまずひとつ。

ほかにはエサに付着したものをヘビが口にしてしまい口内を傷つけてしまう可能性があることなどが挙げられます。

・ペットシーツ……尿酸の水分や水入れから零れた水を吸収してくれます。

交換が簡単なので手入れも簡単です。

デメリットは床材を部分的に交換できないため少々コストがかかることや、万一誤って飲み込んでしまった際にお腹の中で膨れてしまい大事に至る可能性があることです。

・キッチンペーパー、新聞紙……どこでもあるため手に入りやすく、コストパフォーマンスに優れます。

キッチンペーパーは色が白いのでどこにフンをしたのかすぐにわかるのも便利です。

欠点は景観的に他の二点に劣ること、ヘビが自分でぐちゃぐちゃにカスタマイズしてしまってフンを直接床にしてしまうことが多々ある等です。

景観が気にならなければキッチンペーパー、景観重視であればウッドチップがオススメです。

ピンセット

給餌する時に使います。竹のピンセットとステンレス製のピンセットがありますので好きな方を使いましょう。

ステンレス製は衛生を保ちやすく、竹のものは口の中を傷つけにくいです。

ヘビが食いついた時口の中を傷つけないよう、必ず先端の尖っていないものを選ぶようにしてください。

コーンスネークの飼育方法

温度

25~30℃を保つようにします。パネルヒーターを用いてケース内に温度差ができるようにしてください。

これはヘビが自分で快適な気温の場所を探せるようにするためです。

湿度

日本国内でしたらそこまで神経質になることはありません。だいたい40~60%あれば充分です。

慢性的に湿度が高すぎる、低すぎるということがなければ大丈夫です。

水入れやシェルターがあれば湿度は自然と保たれますが、湿度が70%を超えている場合はカビ等に注意してください。

ケースを置く場所

個体差はありますがコーンスネークはそこまで神経質なヘビではないため基本的にはどこでも大丈夫です。

伸び伸びと活動するところが見たい場合はうるさすぎず、人の出入りもあまり激しくない静かな部屋に置くと良いでしょう。

掃除

フンをしたり水で汚したりしたら床材を変えます。

シェルターも定期的に水洗い、天日干しをすると良いでしょう。ウェットシェルターの場合はマメに気にかけ、ぬめりが出たら綺麗に洗うようにしてください。

当たり前ですが飲み水は毎日交換するようにしましょう。

エサやり

成長段階に合わせたサイズのマウスを与えます。

給餌後フンをしたら次のエサを与える感覚で、ベビーなら3~4日おき、アダルトなら1週間おき程のペースでエサやりをします。

エサを食べた後すぐにハンドリングをすると吐き戻す個体もいるため給餌後はそっとしておきましょう。

コーンスネークへの愛

こんにちは。ナミヘビ担当の依綱(いづな)です。

今回はコーンスネークの基本的な飼育方法をご紹介しましたがいかがでしたか?

最近少しずつ秋っぽい気温になる日が増えてきました。これからヘビをはじめとする爬虫類の温度管理に気を遣う季節ですね。

我が家の生き物たちがいる部屋はエアコンで常に25℃を保っているので実はあまり管理に変化は出なかったりします。多少お金はかかりますが飼育数が多いとこちらの方が楽です。

エサやりの仕方は別記事にて詳しく紹介しておりますので、そちらも併せてご覧ください。

[コーンスネークのまとめはこちらから]

コーンスネーク まとめ

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